『──覚悟しろ、これからは容赦しないからな』

そんな天眞の言葉通り、私は今までの様に容赦してもらえなくなっていた。



「凛子、ほら、起きろ!」
「ふっぁ…あっ」
「意識飛ばしているんじゃない、まだ終わっていないぞ」
「ひゃっ!」

グッと太ももを持ち上げられ、一気に奥まで貫かれた。

「あぁっ…滑りがいいな」
「あぁぁぁっ!や…こ、壊れちゃう~~!」
「壊れる訳がない──んっ…まだまだ強請っているぞ、凛子の中は」
「ひゃぁん!あっ、あっ…」

激しい腰遣いで攻められ奥深くをギュッギュッと擦られた衝撃でまたキュゥゥゥゥと天眞のモノを締め上げていた。

「うっ…お、おい…凛子、イキ過ぎ」
「はぁはぁ…はぁ…だ、だってぇ…」


天眞からのプロポーズを受けた瞬間から私たちの関係は完全に恋人同士──いや、婚約者の其れになった。

流れる様に始まった愛の行為はもう三時間以上続いていた。


「凛子…其の蕩けた顔…可愛過ぎて滅茶苦茶にしてやりたい」
「な…何云って…」

生理的な涙とだらしがなく開け放たれた口から流れていた唾液を天眞はベロッと舌ですくった。

「…凛子の液体は何処も彼処も甘いなぁ…病みつきだ」
「や…っ、な、舐めないでぇ…」

顏、首筋、胸、臍、そしてトロトロと蜜を垂れ流している秘所までくまなく舐め取る天眞に恥ずかしさを通り越して畏怖を感じたりもする。

「なんで?凛子自身は勿論、流れ出る液体一滴だって俺のものだよ──此処から出てくるものだって勿論、ね」
「! ひゃぁぁぁん」
「ふっ…ヒクヒクして来た…噴きそう?」
「や、やだぁ…厭…っ…は、恥ずかしいっ」

天眞の指と舌が私の恥ずかしい穴を刺激する。

いつも天眞のモノを受け入れるものとは違ったむず痒さが私を痺れさせる。

「見たいなぁ…凛子の潮吹き」
「やだぁ!そ、そんなの…絶対しないからぁ」
「ふふっ…其の羞恥に満ちた表情がより一層俺を煽っているって解っていないの?」
「~~~」

今まで以上に変態要素が高くなった天眞に戸惑いしかない。

(同等の関係になれて嬉しいと思っているのに…)

だからといってこの行為の変化は大概なものだ。

「もっと…もっと感じさせてくれ」
「…」
「凛子が俺の、俺だけのものになったんだという実感を…もっと感じさせてくれ」
「…天眞」

ほんの一瞬、切ない表情を浮かべた天眞にドキッとして、そして胸があり得ない程に高鳴った。

(あぁ…私…やっぱり本当に天眞が好き)

天眞にならどんな事をされても、どんな辱めを受けても…

其れを悦びとして感じ、受け取ってしまう自分がいる事に気がついてしまった。

「凛子…」
「…いいよ」
「え」
「天眞が望むなら…どんな事も受け入れる」
「…」
「もっと感じたいというなら感じさせてあげる」
「…」
「…だって私…どんな天眞だって好きだから…」
「…凛子」

私が天眞の全てを受け入れると云った其の瞬間、切なげだった天眞の瞳はすぅっと細められた。

(え)

「そうか…そんなに俺の事が好きなのか、凛子は」
「…」
「俺の要求を厭がりながらも最後には受け入れてしまう──そんな凛子にゾクゾクして仕方がないよ」
「…」
「ふっ…じゃあそんな凛子を堪能するべくまだまだ愉しませてもらおうか」
「! じょ、冗談でしょう?!」

天眞が妖しい表情で私を嘗め回した。

「冗談?何を云っているの。俺、云っただろう?」
「…」
「これからは容赦しないって」
「…」
「今まではかな~り抑えていたんだよ?本当の俺を見せたら凛子、引くかなぁと思って」
「…」
「だけど嫁には容赦しなくていいから。たっぷり可愛がってあげる」
「~~~!!」


嘘!


嘘嘘嘘!!


(嘘でしょう~~?!)


まさか天眞が此処まで好色だとは知らなかった。

「俺の持てるありとあらゆるスキルで凛子を愛してあげるからね」
「や…やぁ…もう充分…愛してもらっているから…」
「冗談──まだまだだよ」
「~~~」


結婚を決めた私たち。

お互いを愛し合い、敬い合い、同じ立場の同等の甘い関係になった──と思ったのに…


「凛子、其の可愛らしい口を目一杯開けてごらん」
「や…」
「入るかな?入るよね…くれぐれも歯を立てたらダメだよ」
「~~~?!」


なんだか…

(ほんの少し天眞の方が立場が優勢になっている気がするのは私の気のせい…なのかな?)


今、こんな状況になって気が付いたのは、以前暴君になっていた時の天眞はいつもの天眞よりもうんと素に近い性格だったのかも知れない──という事だった。






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