FlowerLeaf

*AriaLien Sub BLOG*

2018年01月

◇お報せ◇



【FlowerLeaf】に来てくださる皆さん、いつもありがとうございます。 

樹野花葉です。

私のメインブログである【AriaLien】のサブブログとして2017年6月1日より立ち上げましたこのブログは今日、2018年1月31日をもって活動休止とさせていただきます。

元々樹野花葉以前に使っていた旧名で綴って来た過去の作品を転載する目的で始めたブログでした。

なので昔から私のブログ及び作品を知ってくださっている読み手さんには馴染みの作品ばかりの更新でした。

故に作品の全てを更新し終えた時、このブログの役目は終わると公言して来ました。

其のいつかが今日になった訳です。

しかし実際は全ての作品を転載した訳ではありません。

まだ数作品更新していないものが残っています。

ですが、メインブログの方で大きな指針変更があったために、急きょ此方での更新を停止する事にしました。

(詳しい事は【AriaLien】の記事で→ 

本来なら此方で更新する予定だった作品は以後、livedoorブログ【AriaLien】とFC2ブログ【Lune Ouvrage】にて更新して行く事になります。

今までこのブログをご贔屓にしてくださった読み手さんは今度は是非【AriaLien】と【Lune Ouvrage】をご贔屓にしてくださると嬉しく思います。

七ヶ月という短い期間の活動でしたが、大変多くの方に来ていただきました。

其れこそメインブログよりもずっとアクセス数がよかったくらいに(笑)

【FlowerLeaf】は私のやり切った証のブログとして今後ずっと残して行きます。

更新は無くなりますが、いつでも、何度でも作品を読みに来てくださいね


今まで本当にありがとうございました。


そしてこれからもよろしくお願いします。


20180131 樹野花葉

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暴君と秘密の彼女 12話(終)



ポロポロと涙を流している私を天眞は見つめ、そして少し申し訳さそうに話を続けた。


「だが、此方が希望していた日にちには帰れそうにないと…元々一年契約の航海らしくて早くてもあと半年は帰れないと云われた」
「…」
「だから式は其れまで延期したいと…俺の勝手な要望なんだが。でも凛子が式を挙げる事を愉しみにしている様子を見ていると不確かな情報のままで社長の事を云う事が出来なくて…其の、変に期待を持たせるのも可哀想だと思ったから中々切り出せなくて今日までズルズルと延ばして来てしまった」
「…」
「詳細が解った今日、凛子に全てを話そうとした途端に──あの訳の解らない暴挙だ」
「ご、ごめん…っ、あ…っ」

ユサユサと揺すられる度に涙と喘ぎ声が漏れる。

「まぁ…誤解とはいえ浮気を疑った凛子があれ程に暴れるとは…本当におまえは俺の事が好きなんだな」
「ぁっん、あ…す、好き…だよ」
「んっ、そっか」

私の太ももを持ち上げ結合をグッと深くした反動でビクビクッと体が反応した。

何度もイカされほとんど麻痺している分、とても敏感になっていた。

「あ…やぁ…んっ、んっ…!」
「はぁ…凛子…俺はおまえ以外の女なんて女とは思えないんだよ」
「ん、んぁ…」
「例えおまえ以外の女と居たって俺の頭の中にはおまえしか居ないんだよ」
「ん、んっ」
「浮気したと思われて嫉妬されるのが嬉しい男もいるのかも知れないが──俺は違うぞ」
「…っあ」
「こんなに愛していてもまだ浮気する様に思われているだなんて考えたら酷く苛つくんだよ」
「あぁぁっ、ひゃあ…んぁっ」
「まだ俺の愛し方が足りないのかと情けなくなるんだよ!」

パンパンッと速い速度で腰を振られるとあっという間に天眞のモノを締め上げてしまう。

「あ、あ、あっあぁぁぁぁぁぁっ」
「ふ…くぅ───」

もう何度目か解らない射精。

ドクドクッと私の中に流し込まれる其の生温さは変わらずに私の中をギッチリと満たした。

「はぁはぁはぁ…はぁ、はぁ…」
「ぅ…っ…ごめん…ごめんね…天眞ぁ…」
「はぁはぁ……もう、いい」
「…私…私もう…天眞の云う事しか…信じない…」
「…」
「天眞が…私の全て…だから……もしも私の事を裏切ったなら…ちゃんと其の口で『裏切った』って云って」
「…」
「其の時は私……今日みたいにまた頬をビンタするからっ」
「……阿呆か」

天眞のモノが中に挿入ったまま私は天眞にギュッと抱かれた。

「天眞…?」
「仮に…俺がおまえを裏切る様な事があれば…ビンタじゃなくていっその事殺せ」
「!」
「おまえを裏切ってまで俺は生きていたくない。だったらおまえに刺されて絶命する方がマシだ」
「や、やだよ…天眞を殺すなんて」
「あぁ、俺だっておまえを殺人犯になんかにしたくないからな。だからそんな事はあり得ない話なんだ」
「…」

天眞の話は物騒で時々ついていけなくなるけれど、だからこそ信じられると思った。

天眞が私や父の事を想って色んな処で動いている事を知って、益々天眞の事が愛おしくなった。

「という訳で、式を挙げるのは少し先にしたいんだが」
「うん…勿論賛成よ」
「そうか、物わかりがよくて助かる。散々調教した甲斐があったな」
「ちょ…調教された訳じゃないからっ!調子に乗るんじゃないわよ」
「なんだ、まだまだ元気だなぁ凛子」
「えっ!」

そして私に向けられた見慣れた悪い事を考えている黒い笑顔。

「そうか、まだ元気か~そうかそうか」
「や…あ、あの…もう…もう…ね?」
「本当俺好みに育ってくれて嬉しいよ、凛子」
「~~~~!!」


結婚式なんか挙げなくたって私はもう天眞の妻としての役目を充分過ぎる程に全うしている様な気がしてならなかったのだった──




1ase
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暴君と秘密の彼女 11話





 ──もうどのくらい時間が経ったのだろう



「はぁ…大方そんな事だろうと思った」
「…」
「何故そんな処で悪戯心を出すんだか。だから知らなくてもいい事を知ってこんな目に遭うんだ」
「…」
「おい、訊いているのか?凛子」
「……訊ぃて…ぃま──んっ!」

グッと奥深くに擦れた瞬間ビクッと体が撓った。

「なんだ…まだ締め上げる余裕があるか」
「ゃ…っ、ん…もぅ…もう…」

私の中に挿入ったままの天眞のモノは全然萎える様子がなかった。

目の端に見えた時計の針は日付が変わろうとしていた。

(もう…もう三時間以上…経ってるのに~~)

調教だのお仕置きだのという名目で始められた天眞主導のセックスはいつも以上に酷い甚振られ様だった。

(あ、あんな事や…こんな事…や…いやぁぁぁぁ!)

思い出しただけでも恥ずかしい事ばかりをさせられた三時間だった。

恥ずかしい行為の合間合間に今日私が起した行動の全てを自供させられ、そして天眞は盛大に呆れた。

「確かに会社が大きくなっていた事は事実だが、早乙女の全盛期の頃と比べればまだ遠く及ばず。俺は早乙女の時と同様か其れ以上になった時に凛子には伝えようと思っていたんだ」
「…」
「以前の様に凛子をお姫様みたいに扱えるようになる其の日まで…今はまだ其の時ではないと思っていたから云わなかっただけだ」
「……」

(そうだったの…別に隠していた訳じゃなかったんだ)

ヌチャヌチャと音を立てて私の中を行き来する天眞のモノが心地よい振動となって私を揺らす。

「其れと── おまえが俺の浮気相手と誤解していたあの女性だが…あの人は北海道にある坂井水産という会社の幹部だ」
「え…さかいすいさん?」
「社長──凛子の父親が乗っているマグロ漁船の元締めの会社だ」
「! お父様の?!」
「あぁ、実は結婚式を挙げると決めた時から社長の居所を探していた。社長にも式に出席してもらいたいと思ったからな」
「…天眞」

(嘘…まさかそんな事を考えてくれていただなんて)

「社長が乗った漁船の会社を突き止めて連絡を取る様になってちょくちょくあの女性幹部とやり取りをする様になった。社長が乗っている漁船と連絡を取るには衛星回線を使わなくてはいけないみたいで、其の手続きやなんやらで色々大変だったんだ」
「そう…なんだ」
「やっと諸々の手続きが済んでたまたま今日此方に来る用があったからと彼女の宿泊しているホテルまで出向いたんだ。そうしたら今丁度漁船がケープタウンに停泊しているらしくて直接社長と話せるという事でパソコンのある彼女の部屋に行ったんだ」

(…そ、そうだったんだ)


全ては私のために…


お父様のために…


「で、お父様は?」
「あぁ、とりあえず健康に問題はないそうだ。すっかり船での生活にも慣れ毎日大変だけれど充実した時間を過ごしているそうだ」
「よ…よかった~~」

急に目頭が熱くなり、気が付くとポロポロと涙が流れていた。

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暴君と秘密の彼女 10話



思わず戦意喪失してしまい、ボーッとしていると急に視界が反転した。

「!」

トンッと押し倒された私に透かさず馬乗りになった天眞はよく知る悪い顔をしながら云った。

「おい、どういう事だ」
「えっ!」
「いきなり俺を浮気者呼ばわりした挙句、押し倒してビンタの往復とは…随分と調教が行き届いている様だな」
「な…な、何を云って…」
「おまえが何を云っているんだって話だ」
「!」

いきなり優しい執事から俺様暴君へと豹変した天眞の唇が私のものと重なり、凄い勢いで貪られた。

「ふっ…んっ!」

息苦しさからもがけばもがくほどに天眞の舌は私の口内を攻め続けた。

「ん…ふっ、や…やめ…っ」

(なんでいきなりキスされているの?!)

どうしてこの流れになったのかがよく解らない。

決してこんな甘い雰囲気になる様な流れではなかったはずなのに──

頭の中でグルグルと考えていると、やがて天眞から受ける行為に頭も体も痺れてしまって何も考えられなくなってしまった。

「はぁはぁはぁ…」
「やっと落ち着いたか」
「はぁ…ぁ…っ、お、落ち着かせるために…キスしたって事?!」
「そうだ──さぁ、全部話せ」
「えっ」
「おまえがこんな暴挙に出た理由を全て俺に話すんだ」
「~~~」

(どうして形勢が逆転しているのよ!)

ほんの少し前までは私が優勢だった。

なのに何故不義を犯した天眞が威張っているのだろうと憤りを感じた。

「おい、凛子、訊いて──」
「何よ、そんな偉そうに!なんで私が怒られなきゃいけないのよ!」
「…何」
「そもそも天眞が浮気しているからいけないんでしょう?!其れを怒って私が暴れたって其れは正当防──」
「どの口が正義面吹かしているんだぁ、えっ?!」
「い!いひゃ…いひゃい」

いきなり天眞に両頬を引っ張られ痛みが走った。

「凛子、おまえはまだ何も解っていないな」
「にゃ…にゃにが」
「おまえが俺に手を上げてもいい時は俺がおまえを裏切った時だけだと云っているだろう」
「りゃ…りゃからしょれがいみゃじゃ…」
「俺はおまえを裏切っていない」
「らって…らって」
「──まぁ、いい。理由を訊くのは仕置きが済んでからだ」
「えっ!し、仕置き?!」

やっと頬を放された──と思った瞬間、天眞は緩めていたネクタイを解き、其れを器用に私の両手首に巻き付けた。

「ちょ…天眞っ」
「黙れ、どういった経緯があろうと俺を一時でも浮気者と疑ったおまえは調教し直しだ!」
「なっ」

天眞が本気で怒っている目をした。

天眞にこんな顔をさせてしまった私は何かとんでもない過ちを犯してしまったんじゃないかと、私の方こそが後ろめたい気持ちになってしまったのだった。

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暴君と秘密の彼女 9話



「天眞!あんた、私に隠れてコソコソと浮気してんじゃないわよ!」
「はっ?…浮気?」
「とぼけるんじゃないわよ!私、ちゃーんと知っているんだからね!今日、昼間ホテルで密会していた髪の長い女の事よ!」
「!  なんで凛子が其れを──」

途端に天眞の顔色が青くなった。

気のせいか頬を滑る汗の量も増えている様な気がした。

「やっぱり…やっぱりやっぱり~~浮気していたのねぇぇぇーこんの浮気男ぉぉぉ──!」
「わっ」

私は怒りに任せて天眞に飛びかかり何度も其の頬を叩いた。

「赦さない!赦さない、絶対に赦さない!!」

天眞の体を押し倒し馬乗りになってパンパンと何度も叩く。

其の間天眞は目を瞑ってジッとされるがままになっていた。

「私の事を好きって云っていたのに…!愛してるって云ったくせに…!そんな事を云ったこの口で違う女にも同じ様な事を云っていたの?!」
「…」
「天眞っ!何とか云いなさいよ!!」

天眞の頬は赤くなり、叩いている私の掌もジンジンと痛かった。

「云い訳のひとつも出来ないって云うの?!天──」
「…お嬢様」
「!」

呟く様に放たれた其の言葉はとても久しぶりに訊いた呼称だった。

「な…っ…なっ」
「…もう、お止め下さい…お嬢様の白魚の様な手が紅葉の様に真っ赤に染まっています」
「~~~な、何云って……!」

痛む掌が差し出された天眞の両手で握られた。

「お嬢様、この天眞が優しく労わって差し上げましょう」
「~~~」

(なんで…なんでこんな時に…執事モードにっ)

久し振りに訊いた天眞の優しい口調に不覚にも胸がドキンドキンと高鳴って居た堪れなくなった。

ゆっくりと上体を起こした天眞の頬は私に叩かれたせいで真っ赤になっていた。

「お嬢様、痛いでしょう?」
「……」

天眞に擦られている赤い掌が酷く熱かった。

「俺なんかの頬を叩いてお嬢様の清らかな手を痛めてはなりません」
「…天眞」
「はい」
「…頬、痛いでしょう」
「いいえ、お嬢様が受けた痛みに比べればこんな痛みは何でもありません」
「…」

何故か私はこうなった経緯の事をコロッと忘れて、昔に戻った天眞の優しい執事モードに酔いしれてしまっていた。

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