真裕さんは一週間程入院をして、無事に退院した。

「はぁ~やっぱり我が家が一番だぁー」
「真裕さん、あんまりはしゃがないでね」

この日休みをとって真裕さんの付き添いをした私は、真裕さんの部屋のキッチンで食事の支度を始めた。

「はしゃいでないよ。っていうか凄い材料だね」
「夜には五條さんが来るから。沢山ご馳走作っておかないと」

真裕さんの退院祝いを真裕さんの部屋で行うという流れになっていて、私は其の準備に取り掛かっていたのだ。

「わざわざ俺の部屋でする事ないのに。何処か外で食べたっていいし」
「退院したてで出歩くなんてダメ!自分の家でゆっくりした方が絶対いいんだから」
「…」

私はじゃがいもの皮を剥きながら真裕さんの相手をしていた。

しばらく食材に目を向けていると、いきなり後ろから抱きつかれた。

「! ちょっと真裕さん、包丁持っているのに危ないよっ」
「澪、したいよ」
「え」
「えっち、したい」
「っ…ダ、ダメ…ご飯、支度しなくっちゃ…」
「直ぐに済むから」
「そんな…は、激しい運動は控える様にってお医者さんが」
「激しい事しないから」
「…」

耳元で甘く囁かれてしまっては逆らえない私。

(私だって…したい)

心の奥底でそう思っていた気持ちは、真裕さんから与えられる愛撫で大きくなってしまっていた。






「んっ…ん、ん…」
「はぁ…凄ぃ…気持ちいい、よぉ」
「んっ、ぁ」

私は床に跪いて、ベッドの縁に座っている真裕さんのモノを一心不乱にしゃぶっていた。

真裕さんに教えられるまま口いっぱいに頬張って優しく舐め上げて行く。

「はぁ…澪、上手…」
「…んっ」

私の行為で気持ちよくよがっている真裕さんの顔を見るのが堪らなく幸せだった。

だからどんなに恥ずかしい事でも出来るだけやってあげたいと思ってしまう。

「あ…っ、ヤバい」
「っ!」

急に真裕さんが私の肩に手をついてグッと押した。

其の勢いで私の口から真裕さんのモノが抜けてしまった。

「はぁ…ヤバい…出ちゃう処だった」
「…出してもいいよ?」
「え」
「真裕さんのだったら私、欲しいよ」
「…澪」

其れは本心だった。

真裕さんのものならどんなものでも欲しいと思った。

「真裕、さん…」
「全く…本当可愛い事、云ってくれるんだから」
「あっ」

真裕さんは其のまま私を床の上に押し倒した。

そして既にぐちゃぐちゃに濡れてしまっている私の秘所にグッとモノを押し挿入れた。

「あぁっ!あぁ、っ」
「澪…凄い、中…」
「ひゃぁん、あっ、あっ…」

ズボズボと一気に奥深くまで挿入って入った感触で私の中は一斉に蠢き出した。

「澪…もうイクの…?凄い…俺のに絡んで来てる」
「き、気持ち…いいの…はぁん…もぅ…もう…」
「あっ…俺もすぐイキそう…っ、んっ…ん」

決して激しい律動ではなかったのに、私は緩やかに動かされる真裕さんの腰遣いにすっかり蕩けてしまっていた。

やがて真裕さんの腰が止まり、私の中に沁み出す感覚がした。

(あぁ…真裕さんの…精液…温かい)

私はすっかり真裕さんに「避妊して」と云えなくなっていた。

其れは私の中である種の決意にも似た感情に支配されていたからだった。

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