私を乗せた車が到着したのは兵馬さんのマンションだった。

地味な外観から解るくらいの質素な室内。

2DKという間取りは独り暮らしには充分過ぎる広さだと兵馬さんは云う。

「先払い?後払い?」
「いつも通り静流が決めていいよ」
「じゃあ先払いで」
「…いつも思うけどさ、静流は俺の事を疑わない訳?」
「え?何が」
「先に支払ってもらっても、俺が何も見せないという意地くそ悪い事をしないかって」
「思わない。私の知っている兵馬さんはそんな人じゃないから」
「あ、そう」





其れは建前の云い訳


「静流」
「んっ」

兵馬さんが慣れた手つきで私の制服を素早く剥いで行く。

目の前に晒した未完成な私の裸体を大きな手が揉み解して行く。

「あっ…んんっ」
「あれだけ揉んでいるのに中々大きくならないものなんだな」
「…兵馬さんっておっぱい大きい方が好きなの?」
「ん?好きっていうか…育てりゃ大きくなるっていうだろう?結果が伴わないのは少し残念かな」
「そんなに直ぐ大きくならないわよ」
「そっか」
「あっ」

急に掌に力が籠められ、私の胸は兵馬さんの掌にすっぽり収まる様に形を変えた。

そしてビンと立っている薄い紅色の乳首を口に含まれ、ねっとり舐めあげられる。

「ふぁ…あっ、あぁん」
「…」

黙々と私の体のあちこちを舐め始めた兵馬さんはもう言葉を発しなかった。

「あぁん、あっ…んっんん」

静かな室内には私の甘ったるい喘ぎ声だけが響く。

そして薄い袋を破る音がしてから数秒後、私の足は大きく広げられた。

「挿入れるよ」
「…ん」

直ぐに固くて太い熱をグッと突っ込まれる感覚に襲われる。

「あぁぁっ!あっあっあっ」
「…んっ、くっ」

グイグイと私の狭い中を侵食して行く兵馬さんのモノはあっという間に最奥まで達した。

「はぁ…あはぁん…」
「あぁ…めちゃくちゃ気持ちいい…」
「…」

(ごめんね、兵馬さん)


私はめちゃくちゃ気持ち悪い


「動くよ」
「ん」

性急に腰を振り出し、グチュグチュと粘着質の音が響き出す。

「あっあっあっあぁん」
「ふっ…んっんっ」


(こんなに気持ち悪い事)

終わった後にご褒美があるって思わないとやってられないの

だからいつも先払いなのよ──

1sil
◆ランキングサイトに参加しています。
1ポチ頂けると執筆の励みになります。

恋愛ランキング
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村